脳内

クソみたいなオタクの二次元雑記※雑食なので単体NLBLGL問わず※ネタバレ配慮無しなので注意
クソみたいなオタクの二次元雑記
※雑食なので単体NLBLGL問わず
※ネタバレ配慮無しなので注意

良い…青春漫画だった……
真澄ちゃんが自分のセクシャリティを自覚しながらも適当に彼氏作ってたりしたのはカモフラージュとか一般的な異性愛も抱けるか知りたかったとか色んな目的があったと思う。高校生の頃は何の成果も無かったけど高校生なんてのは長い人生のほんの通過点でしかないわけで、当然高校生の時の感覚がずっと続くことはない。大人になって性別の枠を超えた大事な人と出会っていたのおめでたいね。女が男と結婚する、普通のことだけど真澄ちゃんにとっては逆だからね。
一方トーマは誰に告白されようがただただノー。トーマの方が不器用だったのかなと思う。
太一のことがずっと好きで、好きだからこそずっと親友でいたかったトーマ。太一にあげたお守りに書かれていた「親友パワー」っていう文字、あれが…良かったですよね……。もしあそこで恋を仄めかすような言葉が出てきていたら、あの時の太一にはまだ上手く受け止められなかったと思う。
自分のことずっと好きだったらしい男がこっそりお守りに隠した言葉が親友パワーだったのって拍子抜けでもあるし、太一を困らせないように自分の恋愛感情は丸っきり無いものと徹するところに逆にすごい愛情を感じると思うんですね…ただし決して自分には直接向けられない少し離れたところに存在する愛情なので太一はかなり気楽に実感できるわけですよ。自分の感情を上手いことセーブしないといけないトーマは辛いけど、太一には心地よくてずっと親友として隣にいてほしいなんて言っちゃうレベルだったんですね。
二葉との破局があっさり語られていたのはこれまでを見守ってきた分ショックもあったけど、未来は不確定で無限に選択肢があるってことなのかな〜と思うなど…。
最終回で描かれた結果は色々なタイミングが重なったり重ならなかったりで行きついた先の一つだと思うけど皆幸せになっていて安心したし、トーマにとっては唯一無二の信じられないくらいのハッピーエンドだね、よかったね…
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